TG6でマクロな世界を切り取る(マクロモード解説)

水中写真

こんにちは。小松です。

やっと実践的な記事を出すことが叶いました。

1から10まで書くにはこの記事だけでは足りないだろうし、うまく伝えきれない部分も大いにあると思いますが、

できる限りのアウトプットを心がけていますので暖かい目でご覧いただけたらと思います。

あくまでこの記事はコンパクトデジタルカメラのオリンパスTG6を用いた記事ですので、

そこを踏まえて読んでいただけると助かります。

マクロ撮影とは

そもそも「マクロ」の言葉の意味は、「巨大である」ことです。他にもプログラミング言語で使われたり経済学なんかでも出てくる単語です。幅広い分野で使用される言葉ということです。

では、写真を撮る際のマクロ撮影とはざっくりいうと被写体に近づき被写体を大きく撮るということになります。

本当にざっくりです。もっと深く知りたい場合は他の方が詳しく解説してくれていますのでそちらをご覧ください。

今回の内容ではそこまでの知識は必要ありません。

レンズ交換式カメラの場合はマクロレンズや望遠マクロなどマクロ撮影のためのレンズを用意しないといけませんがTG6にはマクロモードが搭載されています。

TG6 水中マクロモード

ハマクマノミをマクロモードで撮影しています。

実際にはこんなにも大きくありませんがマクロモードのズームで巨大に写しています。

上記の写真のように、海の中の小さな一部分を大きく写す。こんなイメージを持っていただけるといいと思います。

撮影していく(モード選択)

では実際に撮影していくのですが、TGシリーズでは水中マクロモード以外にも水中顕微鏡モード

デジタルテレコンなど機能が盛り沢山なのでそこを解説していきたいと思います。

モードの違いを理解することで、なんとなくわかってくると思います。

使い分けるポイントは、被写体の大きさ被写体との距離の2つが大部分です。圧倒的な違いはピントの合う距離です。

2つとも小さいものを大きく写すと言う部分では同じですが、写せる範囲が変わってくるというのがポイントです。

人形を使って確認しましょう。

マクロモードではピントが会う距離が10cm〜遠くまで。

被写体のキンメダイまで10cm
TG6 水中マクロモード 被写体まで10cm

もう少し被写体から離れてみましょう。

被写体のキンメダイまで25cm
TG6 水中マクロモード 被写体まで25cm

10cmも25cmもピントがしっかりと合っています。

では水中マクロモードでさらに被写体に寄ってみましょう。

被写体のキンメダイまで4cm
TG6 水中マクロモード 被写体まで4cm

10cmよりも近くなるとピントが合わなくなります。

これはカメラの性能上の限界です。

ここで顕微鏡モードの出番です。また人形で見ていきましょう。

TG6 水中顕微鏡モード 被写体まで4cm
TG6 水中顕微鏡モード 被写体まで1cm

顕微鏡モードはマクロモードよりはるかに被写体に近づくことができピントがしっかり合います。

被写体のキンメダイまで1cm

ここからわかるようにある程度寄れるよって時はマクロモードでもいいですがもっと寄れる場合は顕微鏡モードで撮影するのがオススメです。

では距離に関しては人形を使いましたが、被写体の大きさはどうなの?と言うところですが

上のキンメダイのお人形で見た通りです。

マクロモードである程度大きな魚に寄りすぎると画角に収まらないのでちょうどいい大きさ、距離感に収めるとすっきりとした写真になると思います。

生息環境を入れたい場合少し引き気味で(被写体から遠く)撮れば住んでいる環境や綺麗な背景で被写体の表現も豊かになりますが、あえて寄って被写体自体の存在感や特徴を見せるという選択もあります。

実際に海での写真例です。

TG6 水中マクロモード

オーバーハングや暗い穴の中によくいるアオギハゼです。

TG6 水中マクロモード

ピントの合うぎりぎりまで寄ったクダゴンベ

さてさて極小ウミウシやエビを撮影する時はどうでしょうか。

ズームしてくれているマクロモードとはいえ、被写体の大きさが足りず写真には無駄な部分が多く写ります。

TG6 水中マクロモード

大きさを比較するため指を添えました。

近寄ったところで遥か遠くまで逃げないのであれば顕微鏡モードでグッとよってあげることで

被写体が中心の写真になります。

TG6 水中顕微鏡モード
TG6 水中顕微鏡モード

被写体との距離感や大きさを見て、2つのモードを使いこなすことが大事な伝えたい部分でした。

一つ解説していないデジタルテレコンがありますね。

何故、上記2つと並べずに特別扱いしたかというとこの機能は水中撮影モードには搭載されていない機能なんです。

デジタルテレコンとは

例えばクマノミのようにイソギンチャクに住んでいて動く範囲がある程度限定されていれば優しく近づくことでカメラのレンズぎりぎりまで近づけることができます。のんびり動くウミウシなんかも同じですね。

しかし、その場所にとどまらないベラブダイなんかは近づけば近づくほど遠ざかってしまったり、穴に住むハゼなんかは引っ込んでしまったり、結局撮れた写真にはピンボケの姿や巨大には写せていないなんてことも日常茶飯事です。

「もっと大きく被写体が写った写真が撮りたかった」や「もっと写真の無駄な背景を入れたくなかった」を叶えてくれる機能です。

そもそもズームとデジタルテレコンの違いを説明します。

どちらともズームなのですがTG6は光学ズームが4倍まで使えます。

光学ズームとはレンズを動かすことで焦点距離を変化させ、光学的に拡大し撮影できます。

何やら難しい単語がずらりですが、レンズの焦点距離が長くなるため被写体が大きく写ります。

大事なのはここ画質の劣化はないということ。

対してデジタルテレコンはレンズ自体を動かさないので実際の大きさは変わりませんが、画面の中央部を拡大することであたかも近くで撮ってるように見せています。無理矢理2倍に引き伸ばしているイメージです。

なのでデジタルテレコンを使用した場合画質は荒くなってしまいます

結論からいうとTG6は最大8倍のズームが使用できるということです(光学4倍×デジタルテレコン2倍)

そんなデジタルテレコンを使うには水中モード以外のPモードAモードを使用します。

被写体のキンメダイまで50cm
TG6 Pモード4倍 被写体まで50cm
TG6 Pモード8倍 被写体まで50cm

上の画像の通りマクローモードの被写体まで25cmと大きさは変わりませんね。

画質自体も気になる程の荒さはないので寄れない被写体にはオススメです。

水中マクロモード 被写体まで25cm
Pモード 被写体まで50cm

注意していただきたいのは水中モードではないので、デジタルテレコンを使うPモード、Aモードはある程度設定を水中に近づけないとうまく撮影できないので気をつけてくださいね。

まとめ

ここまでTG6においてマクロ撮影をするためのモードとちょっとした撮影知識を今回書きました。

ながながと読んでいただきありがとうございます。

この記事を書くために説明書やネットで改めて調べ、実際に海で使ってみたりと書き上げるまでにかなりの時間を要しました。

実際に海の中での撮影は透視度や、深度、光の具合など考えることがてんこもりではじめはうまい具合に写真が撮れないことも多いと思いますが『水中写真を撮る』はダイバーだけの特権だと思います。難しく考えず、楽しく水中写真ライフを続けていただければな。と思います。

そしていつか、このブログを読んでくださった方と一緒に潜り、水中写真を通して同じ時間を共有できればと思いますのでお待ちしています。

次はマクロモードを掘り下げた内容なんかも考えていますので、また読んでくださいね。

ありがとうございました。

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